沖縄の方は注意。血管内皮障害による狭心症のリスク

狭心症とは、心臓に血液を供給する血管である冠動脈の内側が、なんらかの原因で狭窄し、血液の通り道が狭くなるため、血液供給が不足して、心臓部の痛みなどを伴う疾患です。血管が完全に閉塞して、血液供給が行われなくなった場合には心筋梗塞となります。この狭心症の発症には血管内皮障害が深く関与しています。血管内皮障害を引き起こす因子としては高血圧、糖尿病などが挙げられます。高血圧によって、血管にかかる圧力は強くなります。これがずっと継続すると血管内皮障害が起こります。また糖尿病においては、血液中の糖質が血管壁と結合します。これによって血管壁の構造が壊れ、血管壁が傷つきやすくなります。このような血管内皮障害の積み重ねで動脈硬化が起こります。動脈硬化が起こると、その部分にコレステロールが沈着しプラークを形成し、狭心症、心筋梗塞といった虚血性心疾患を引き起こされます。
このようなメカニズムで狭心症、心筋梗塞が起こるリスクは沖縄の方が高いかもしれません。沖縄の方は沢山のお酒を飲みます。お酒を飲むこと自体はさほど虚血性心疾患のリスクを上げることはありませんが、お酒を大量に摂取するとどうしてもカロリーオーバーになってしまいます。カロリーオーバーになると当然、それを消費できなければ肥満傾向になっていきます。肥満になると、高血圧、糖尿病、脂質異常症のリスクが上昇してしまいます。特に肥満によって肥満細胞が肥大化すると、細胞内シグナル伝達や、肥満細胞からのアディポネクチン分泌低下などの変化が起こり、糖尿病発症に与える影響は大きいです。よって沖縄の方は生活習慣病の発症、肥満には十分注意しながら飲酒は程々にするようにしましょう。