狭心症の血管断面図とフランスパンの意外な関係

狭心症とは心臓に栄養を送る冠動脈の血流が悪くなり、心筋が酸素不足となることで起きる症状です。狭心症にも大きく2種類あり、労作性心筋症と安静時狭心症があります。労作性狭心症は急に動いたときや階段を上ったとき、興奮したときに起こりやすく、安静時狭心症は起きたときに起こりやすく、労作性に比べて痛みが長く続く特徴があります。
冠動脈が不安定になる原因としては、高血圧、高コレステロール血症、HDL血中レベルが低い(善玉コレステロールが少ない状態)、糖尿病などがあげられます。そのため食生活の改善で病気の症状を改善することも可能です。血管断面図を見ると狭心症患者では血管が細くなってしまっているのがわかります。それがさらに進行して血管が詰まってしまうと、心筋梗塞となり、命に危険を及ぼすことがあります。糖尿病を患っていると痛みを感じないことがあるため、注意が必要です。心電図検査をした後、断面図を確認するために心臓核医学検査や心エコーが行われます。断面図を確認して問題があれば冠動脈造影をし、カテーテル治療などの必要性を判断します。
狭心症は心筋梗塞になる前段階の病気ですが、食生活の改善によって対策をすることができます。揚げ物などを控え、菓子パンよりはフランスパンなどの硬いものをよく噛んで食べるようにすると良いでしょう。フランスパンは硬いだけでなく、菓子パンなどに比べて酸化しにくい特徴もあります。酸化した食べ物は血管に栓となるプラークを形成するのを助けてしまうのです。フランスパンの他にパンであればライ麦パンも良いでしょう。動物性たんぱく質は肉よりは魚のほうが良いです。
冠動脈の病気は他にもさまざまあります。何か異常を感じた場合は早めに病院で検査すると良いでしょう。